傑作から学ぶカラーパレットの作り方

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デザインにおいて、適切なカラーパレットを0から作り出すことは難しい。本記事では優れたデザイナー/アーティストの作品を参考に、春らしいカラーパレットを作る方法をご紹介する。

Emilio Sanchez

既存の作品からカラーパレットを参考にするときは、日差しの強い明るい風景を描いたEmilio Sanchez氏のように、ソリッドカラーを使ったアーティストを参考にすると良い。それらの作品からカラーパレットを探せるだけでなく、作品自体が色の比率の参考にもなるからだ。


By Emilio Sanchez

参考として、上の作品は黄色と青が主な色として使われていて、ピンクと赤色が差し色として使われていることが分かる。


By Emilio Sanchez

色彩が美しいアーティストを見つけたときは、そのアーティストの複数の作品を見ると良い。上のEmilio Sanchez氏の別の作品では、春に最適な素晴らしいロビンズエッグブルーを使った爽やかなカラーパレットが使われている。


By Emilio Sanchez

また、絵の一部にだけ着目してみるのもまた参考になる。この作品の例では、美しく青々としていて、柔らかく湿った春のカラーパレットが使われている「窓の外の風景の色」を抽出した。


By Emilio Sanchez

この作品では豊かで涼し気な春を表現する幅広いカラーパレットが使われている。1人のアーティストの作品からたった4色抽出しただけでも、春に最適なカラーパレットを作ることができた。ぜひ試してみてほしい。

Robert Indiana


By Robert Indiana

ソリッドカラーを使ったアーティストとしては、Robert Indiana氏も美しい色使いをする。有名な「LOVE」のデザインでは、子供向けの春のデザインに向いた明るく遊び心のあるカラーパレットが使われている。


By Robert Indiana

もう少し複雑な作品を見ると、より洗練されたカラーパレットを作ることができる。オフグリーンとディープソリッドブルーが強烈なコントラストを生み出しているだろう。


By Robert Indiana

1つの作品から複数のカラーパレットを作ることもできる。Robert Indiana氏の同じ作品から、春の日差しを感じさせる全く異なるカラーパレットを抽出してみた。

Ed Ruscha


By Fanette Mellier

ミニマルなソリッドカラーを使うアーティストといえば、Ed Ruscha氏だ。上の有名な枠品では、少し変わった春の色カラーパレットが使われている。グレーブルーは明け始めた空、オレンジとグレーは照らされ始めた地面、明るい赤色は春の暑い日を思い起こさせる。

Fenette Mellier


By Fanette Mellier

知っておくべき偉大な13人の女性デザイナー」を読んでいただいていたら、シルクスクリーンアーティストのFenette Mellier氏をご存知かもしれない。上記の例ではクラシックな芝の緑色、太陽の黄色、青色と赤色の配色によって美しいパレットになっている。


By Fanette Mellier

最後に、類似色が使われたカラーパレットをご紹介したい。オレンジや黄色の暖色と比べて、このピンク色は寒色に感じられ、春の気候を完璧に表現している。

まとめ

ぜひ本記事で紹介したカラーパレットを試して欲しい。気に入ったものがなくても、ご紹介した方法でお気に入りのデザイナーからカラーパレットを作ることができるので、活用してみてほしい。


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