プロダクトをグロースさせる7つの必勝ツール

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Drip(マーケティングオートメーションプラットフォーム)

今、あなたがSaaS(Software as a Service)ビジネスを始めようとしているなら、全世界の征服を目指しているような気分かも知れない。わくわくするが、圧倒されるような大仕事だ。

プロダクトを完成させ、顧客を集め、ローンチするという仕事の合間には、詳細を管理するために余った時間はほとんどない。だから、少し楽をさせてくれるものが何か欲しくなる。

必要なものはツールボックスだ。適切なアプリを使えば、スタートアップの追跡と管理から煩雑な作業を外して、起業の一番重要なところ、つまり「成長」に集中することができる。

本記事では、SaaSの起業家にとって必要不可欠なオンラインツールのベスト7を紹介する。

1.ChartMogul: メトリクス追跡

マーケティング方法の効率を追跡することは重要だが、この仕事は、特に、早くから内部成長のダッシュボードを構築しようとしている場合には、割に合わない。そこであなたの代わりに、とても効率的に働いてくれるサービスがたくさんある。

例えば、ChartMogulを使えば、既決月次経常収益(CMRR:Committed Monthly Recurring Revenue)、キャッシュフロー、CMRRパイプライン(CPipe)、解約率(チャーンレート)、顧客獲得コスト(CAC:Customer Acquisition Cost)、顧客生涯価値(CLTV:Customer Life Time Value )などの、SaaSの重要なメトリクスをすべて分析することができる。

サブスクリプション課金にStripeBraintreeRecurlyChargifyを使うなら、ChartMogulが、SaaSとサブスクリプションの重要なメトリクスを連結させて計算してくれる。便利なアプリケーションがあるのに、メトリクスを集めるのに時間を無駄にするなんて意味がない。

その他の類似ツール

Kissmetrics
さまざまなデバイスにまたがって時間と共に繰り広げられる顧客の挙動を、すべて分析する。このアプリは小規模ビジネスにとっては少し高価だが、Google Analyticsよりはるかに優れている。

Zendesk
Bime
強力なSQLとデータクエリ機能をもつ。

SaaS Metrics
小規模スタートアップ向けの価格オプションがある。

2.OlarkUserVoice: ユーザーリサーチ

普通の顧客の挙動と需要を徹底的に理解すれば、マーケティング戦略の目標が立てやすくなる。サイトへの来訪者があなたのサイトをどこで最初に見つけたか、また、彼らがサイトを訪れた理由が分かれば、理解しやすいサイトを作ることができる。

ここでOlarkの登場だ。これを使うと、サイトを訪れた人とライブチャットできるので、彼らが何を探しているのか分かり、同時に彼らの習癖も少しは理解できる。

似たものにUserVoiceがあるが、これは自動フィードバック機能を重視しているので、あなたが常にオンラインでいる必要がない。訪問者は、サイトでどの記事や情報を最も見たいか投票することができる。

その他の類似ツール

Qualaroo
出口調査や拡張ターゲティングなどの多くの補助的機能がある。

3.Inspectlet: サイトでの顧客の挙動分析

Inspectletを使えば、サイト上のユーザセッションを記録して再生し、心ゆくまで調べることができる。ページの来訪者は、どこに一番長く留まるか。どの記事が一番注目されているか。このアプリでそれが分かる。

また、このアプリにはヒートマップもあって、来訪者のマウスポジションとスクロール操作を追跡する。その理由は、少なくとも理論的には、目は画面上のポインタを追う傾向にあるからだ。使いやすいツールだ。

その他の類似ツール

SessionCam
ヒートマップやウェブ分析、コンバージョンファネル、フィールド・ドロップオフ・レポートも利用できる。

4.Slack: コミュニケーション効率化

さまざまなクラウドやメッセージサービスの多数の人々からのメッセージやドキュメントの整理に苦労しているなら、Slackを使えば楽になる。

画像やPDF、スプレッドシートを直接Slackにドロップして、それを誰と共有しているか指定すればよい。Dropbox、Google Drive、Boxのドキュメントも、とても簡単に自動的に同期させることができる。全部まとめて保管され、検索可能だから、とても便利だ。

その他の類似ツール

Bitrix24
Slackよりもずっと機能が多いが、少し使い方が難しい。

5.Chargify: 課金・サブスクリプション管理

クレジットカード、クーポンと還付金、電子メール領収書、無料お試し期間などを使ってるとしても、そういう複雑な課金の業務はChargifyで処理できる。一から機能を設計しなくても、適切なツールを使えば、ツールがあなたの代わりにやってくれる。

Chargifyには、サブスクリプションベースの事業のための分析ツールとメトリクスもある。Chargifyのモバイルアプリはデザインが良くて、ユーザインタフェースが分かりやすい。

その他の類似ツール

Braintree
サービス期間約定なしで、2.9%の定額に加えてトランザクションあたり$0.30の料金がかかる。

Stripe
セットアップ料金や月額料金、カード保管料、自動継続課金のための料金がかからない。

6.FreshBooks: 会計処理管理

どんな事業にも収入と出費の追跡は付いてまわり、それはSaaS事業でも同じことだ。それを簡単にできるツールが必要だが、幸いにも選択に迷うほど多くのツールがある。

FreshBooksは、比較的軽いソフトなので、モバイルデバイスでも使えて、会計処理を円滑にする多くの機能がある。例えば、領収書の写真を撮影して、携帯電話から直ぐに出費を記録できる。

その他の類似ツール

Zoho Books
在庫追跡機能と自動バンキングの機能がある。

KashFlow
クラウドベースで、給与計算機能がある。

7.Zapier: 作業自動化

ロボットでもできる退屈な作業に時間とエネルギーを費やす代わりに、Zapierのようなアプリを使おう。ルーチン作業を自動化すれば毎日が楽になる。

あるアプリで何か操作が行われると、それに連動して、指定しておいた一連の操作が他のアプリで行われる。Zapierを使えば、GmailからDropboxへバックアップを作成したり、TweetをSlack内の連絡先で自動的に共有したりといった、時間を無駄に消費するロボット的な作業を行わせることができる。

その他の類似ツール

IFTTT
とても人気のある同様のアプリ。人気のあるオンラインアプリのほとんどとリンクして、対話を自動化することができる。

まとめ

SaaSスタートアップの運営をずっと効率的にするためにオンラインで利用できる、低価格でインテリジェントな設計のサービスとツールのうち、ほんの一部を紹介した。そういったツールを使えば、日々の仕事から単調な骨折り作業を減らすことができる。事業運営の重要で、かつ最も楽しい部分に集中できるのだ。

SaaS創業者として必要なものは、マーケティング顧客管理(CRM)、そして、初期の開発の問題に関するフィードバックの取得というプロセスを自動化するために役立つツールだ。それに加えて、さらに課金と会計の仕事もある。ここで紹介したのは、SaaS事業を次の段階に引き上げるために必要なツールの、ほんの一部でしかない。