相反するスキルを求めよ — 共同創設者の選び方

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中国の哲学で、陰陽とは全ての運命を左右する「対立する属性」である。これは組織を作り、全スタッフの人生を左右する共同創立者を選ぶ際に最高のフレームワークとなる。

ではどうやって共同設立者を選ぶのか?重要なのは人数ではなく、スキルと性格であり、さらに言えば近似する能力よりも対立する能力の方が重要だ。今までに複数の会社を設立してきて、相反するスキルと性格が成功するチームへと導くことに気づいた。この方法は直感的にはできなく、普通は人間は自分と近い人を選ぶ。しかし、それでは成功は遠のいていってしまうのだ。さらに、共同創設者となると、自分の配偶者よりも一緒にいる時間が長くなるため、ビジネスを一緒に始める前段階に、自己内省と互いの分析をしておくことが重要である。新しい視点を持ち、自分ではできないリスクヘッジができる人を選ぶことだ。本記事では求めるべき重要な対立する性格/スキルを紹介しよう。

感情的 VS 論理的

感情的な人間はいつでも自分がどのように感じるかを重視して物事を見て判断する。感情的思考の人間のメリットは、彼らは顧客など他人に対して共感できたり、物事を独特な視点で見ることができ、購入者の不合理な動機も理解することができる。

論理的な人間は問題の解決者であり、計算した上で結論にたどりつくことができる。しかし、正しく考えることはできるが、柔軟かつスピーディーな決断ができないことがある。2つの相反するタイプは衝突することがあるが、互いの弱点を補うことによって共同創立者として成功できるのだ。

内向的 VS 外交的

ほとんどの人は内向的な面と外交的な面を持ち合わせているが、多くはどちらかに偏っている。最近は両向型人間という言葉もあり、落ち込んで完全に立ち直るためには人との時間も自分だけの時間も必要になる。内向的な人間はたくさんの視点を探求し、幅広いリサーチから決断にいたることに長けているが、他人からのインプットを得ることには向いていない。

反対に、外交的な人間は軽々と外へ出て、外部の人間からフィードバックを得ることができ、非常に人間中心型の判断をすることができる。しかし、それは偏りがあったり、塾考されていなかったりする。これらの強みと弱みはお互いに補い合い、理想的な創立者チームをつくることができる。

ビジョナリー VS オペレーター

これはCEOとCOOのチームによくあることだ。彼らは仲が悪いこともあるが、同時に強力で効果的なコンビネーションを生むことがある。ビジョナリーは大きな地図を描き、会社をスピーディーに動かすが、オペレーターはビジョナリーのスピードから振り落とされた宝を処理し、まとめあげる。ビジョナリーは未来のチャンスに集中するが、オペレーターは現実的にビジョナリーのアイデアにブレーキをかけたりしながら、リスクヘッジに集中するのだ。オペレーターはビジネスが失敗する前に慎重に確かめるが、様々なケースにおいてその対立がパワーを生み出す。

ハッピー VS シリアス

どんなスタートアップ、企業でも、幹部はビジネスを進めるために厳しい局面や話をせざるをえなくなる。例えば、従業員を解雇しなくてはいけないし、パートナー会社へ誓約が果たせなかったときの説明をしなくてはいけなくなる。どのようなケースであれ、良いニュースと悪い/現実的なニュースをそれぞれ処理できる二人組が必要となる。片方の創立者がネガティブなニュースを処理することが得意であれば、もう片方はポジティブなニュースを、固い雰囲気ではなくハッピーに届けられることができれば、大きく成功する。対立が苦手であれば学ぶべきであるし、もし他に自分より長けている人がいれば採用しておくべきだ。

プロダクトデベロッパー VS ビジネスデベロッパー

言うなれば気の狂った科学者とセールスマンだ。それが効果的な創立者のペアであることは間違いないが、それによってよく陥る失敗を紹介しよう。彼らは良い意味で炎上するために互いの技術を必要な分は学ばなければいけない。ビジネスデベロッパーは販売するためにプロダクトの内側と外側も知らなくてはいけない。反対に、ビジネスデベロッパーはコミュニケーションスキルを磨き、人にうまくプレゼンテーションできなければいけない。LinkedInでは、人材採用サービスのトップのセールスマンは、しっかりとしたスキルをもった元人材採用担当者であり、営業経験者ではないのだ。両極の分野を知ることで、ビジネスにおける寿命を長くすることができる。

まとめ

上記で述べられたタイプはどれもが陰陽である。一般的な創立者にとっては分かりづらいだろうし、成功するためとはいえ対立は免れないという状況は恐怖に映るだろう。どのように運営し、決断し、他者と関わるかを意識すれば、うまくいくだろう。Myrers Briggsのような自己分析テストをし、友人や共同創立志願者と共有してほしい。正反対の才能と性格をもった人を探すのだ。仕事がしやすく会社の文化や幸せのために共通の興味を持つことも重要とはいえ、好きな人を雇うような初歩的な失敗はしてはいけない。正反対のタイプの創立者や従業員を雇うことは、ビジネスを加速させ、グループ思考であったり同種の人間が集まる組織ゆえに起こる様々な問題のリスクヘッジをすることができる。