歴代Super Bowlロゴ ベスト10

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スーパーボウル50周年を記念し、往年のSuper Bowlロゴのベスト10をご紹介。

10位: 1971年(マイアミ) Baltimore Colts vs. Dallas Cowboys

Super Bowl V logo
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年代物のスーパーボウルロゴの中でもこれはトップ10の地位にふさわしい。ユニークなタイプフェイスはネオンサインや70年代初頭のゲームセンターを思わせ、シンプルながらありきたりではない。当時を象徴するマークは、クラシックでクールな趣だ。「E」と「V」に注目してほしい。

第9位: 2010年(マイアミ) New Orleans Saints vs. Indianapolis Colts

Super_Bowl_XLIV_logo
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スーパーボウルロゴには、愛国心を表す赤、白、青のパレットが使われることが多い。代わりに橙色を選んだのは大胆だ。しかし、実際に目を引くのは中央のフィールドゴールである。余白とローマ数字の相対的なシンメトリーが洗練されている。そしてフットボールをあしらった数少ないスーパーボウルロゴでもある。

第8位: 2016年(サンタクララ) Denver Broncos vs. Carolina Panthers

Super Bowl 50 logo
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2011年のスーパーボウルは、ロゴデザインの大きな転換点だった。それまでは毎回個別にマークがデザインされていたが、その年からVince Lombardiのトロフィを据えたイメージを繰り返し使うことになり、物議をかもすこととなった。

つまらない、という批判が多いようなので、これを好きだと言うのは少々気が引ける。私は突き出したトロフィと、細部の表現の加減が好きだ(各スタジアムの外観の小さな違いを描き分けるには、細部までこだわるしかないのは確かだ)。今年の「50」に映し出された都市のタッチも良い。

第7位: 1993年(パサデナ) Dallas Cowboys vs. Buffalo Bills


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California州PasadenaのRose Bowlスタジアムでは、スーパーボウルが何度か開催されている。この優雅なロゴはロケーションとイベントの両方を称えた作品の頂点だ。明るい色彩とグラフィックスタイルは、その数十年前の美的感覚を取り入れている。思い出すのは、Grateful Deadの悪名高いバラのガイコツや、伝統的な船乗りのタトゥーだ。

「Super Bowl」のタイポグラフィは、他の全ての要素が競って目立とうとしている中では細過ぎるし、もう少し奥行きがあればと思うが、それはただのあら探しになってしまうだろう。

第6位: 1979年(マイアミ) Pittsburgh Steelers vs. Dallas Cowboys

Super Bowl XIII
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スーパーボウル1979のロゴのコンセプトは、ビデオゲーム全盛期を思い起こさせる。ドットはSpace Invaders(1978年)とPac Man(1980年)のかけ合わせのようだ。2色の分断も2つの「チーム」を視覚的に作り出し、ゲームを抽象的に描写している。

数字は気持ちだけ小さくてもよかったかもしれないが、余白のおかげでその上の「Super Bowl」の文字を邪魔してはいない。

第5位: 2006年(デトロイト) Pittsburgh Steelers vs. Seattle Seahawks

Super Bowl XL logo
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Detroit開催のスーパーボウルには、馬力をたたえたロゴがふさわしい。国旗の3色と厚切りのセリフ体がオールアメリカンの底力を炸裂させている。規定外サイズの「XL」のジョークは若干陳腐かもしれないが、せっかくのローマ数字で遊ばない手はないだろう。

メッキのような仕上げによって、このロゴが大型のピックアップトラックのボンネットを飾っているのを容易に想像できる。開催都市への敬意が見事に表現されている。

第4位: 1997年(ニューオーリンズ) Green Bay Packers vs. New England Patriots

Super Bowl XXXI logo
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スーパーボウルのロゴは伝統的に、開催都市へのオマージュとして大きな役割を果たしてきた。これはその中でも特に偉大な一例だ。ロゴを一目見れば、ゲームがどこで行われるのかがすぐに分かる。New OrleansのMardi Grasカラーは楽しく賑やかで、道化師のマスクがあるべき場所にスーパーボウルのタイトルが陣取っているのも気に入っている。

第3位: 1994年(アトランタ) Dallas Cowboys vs. Buffalo Bills

Super Bowl XXVIII logo
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ビッグゲームをホストする都市への優れた賛辞をもう1つ。まるまると熟れたGeorgiaのモモは州とスタジアムを象徴している。スポーティさを演出するサンセリフ体のタイポグラフィと、文字と数字のサイズのバランスが、先のLouisianaのロゴよりも上位に入れた理由だ。

第2位: 2000年(アトランタ) St. Louis Rams vs. Tennessee Titans

Super Bowl XXXIV logo
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スーパーボウルはかつてなく優れたロゴと共に新世紀へとキックオフした。このロゴのNFLの盾のデザインと、赤、白、青のパレットは、アメリカは特定の場所への結びつきというより、フットボールへの愛によって一体であることを思い出させる。

最小限の色彩とクールなタイポグラフィはロゴの高潔さと象徴性を担い、影が魅力的な奥行き感を付け加えている。

第1位: 1992年(ミネアポリス) Washington Redskins vs. Buffalo Bills

Super_Bowl_XXVI_Logo
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第1位は1992年のスーパーボウルロゴだ。カラースキームからイメージに至るまで、このロゴはアメリカとフットボールを体当たりでアピールしている。分析してみよう。先に述べたように、フットボールをあしらったスーパーボウルロゴは非常にまれだ。このロゴはスタジアムの鳥瞰図を組み込むことで、ボールを見せるアイデアを際立たせた。フットボールの下の矢はアクションやLombardiトロフィを表しているようにも見え、ロゴの持つ意味を重層的にしている。最後に、デザイナーは文字と数字の卓越したバランスを見つけ、パワフルなスポーツにふさわしい強烈なタイポグラフィを選んでいる。


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